大手通販サイト、Amazonと楽天の利用率を比較してみました!

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利用率の比較

楽天とAmazonの利用率

 

大手ECサイトの利用経験者の大半はAmazonと楽天の双方のアカウントを取得しています。
よく使う通販サイトに偏りがあっても、1社のアカウントしか取っていない人は非常に少ないです。
どちらのサイトが強いか比較する際に重要な指標になるのが利用率です。
多くのメディアや調査機関がAmazonと楽天の利用率や利用頻度、購入額のアンケート調査を行っていますが、売り上げが均衡している2大ECサイトだけあって、アンケート調査によって優劣が分かれる結果になっています。
どちらの利用率が高いか確実な答えはありませんが、利用者の特性には明確な差があります。
初利用から定着しやすいのはAmazon。クレジットカードとの併用やポイントを貯めるコツを理解したユーザーは楽天をメインで利用するケースが多いです。

 

 

決済するクレジットカードが重要

 

ネット通販を利用する方の多くはクレジットカード決済を行っています。
楽天が躍進した理由のひとつは「楽天カード」です。
年会費無料、高いポイント還元率に加えて申し込み特典で5,000~8,000ポイント進呈する特典で、新規申込件数1位の実績を持ちます。
楽天カードは、楽天スーパーポイントで還元されるほか、楽天の利用でポイント還元率が高くなるメリットがあります。
楽天のコアユーザーは楽天カード利用者の比率が高いです。

 

Amazonは自社でクレジットカードの発行を行っていませんが、多くのカード会社と提携しています。
ポイントモール経由の利用でボーナスポイントが付くケースが多く、貯まったクレジットカードのポイント交換で現金に近い特性を持つAmazonギフト券を選択する人が増えています。
ポイントモールでは、楽天やYAHOOなど3大ECサイトに対応しているケースが多いですが、カードのポイント還元率がフラットな条件ならAmazonを利用する方が多いです。
昨今はコード決済のPayPayの利用でも特典が付くYAHOOカードが利用者を伸ばしていて、YAHOOカードの需要拡大と比例してYAHOO!ショッピングのシェアも高まることが予想されています。

 

通販以外のサービス利用率

 

クレジットカードのほか、楽天は電子マネー、旅行サイト、フリマアプリなどが人気コンテンツです。
楽天関連のサービス利用が多い人は、ポイントが効率的に貯まるので楽天の活用比率が高い傾向があります。
Amazonはプライム会員になると動画や音楽の配信サービスを利用できて、食料品や日用品に強いパントリーやプライム会員限定商品の購入、スピード配送などの特典が付いてきます。
通販以外の目的も含めてプライム会員になる人はAmazonに依存する人が多いです。
通販サイト以外のサービスや有料会員に興味がない人は、常に双方を比較する傾向が強いです。

 

 

利用者の傾向が違う

ユーザー層に差が

Amazonはネット通販最安値の商品が多く、欲しい物をすぐに購入したいユーザーから人気です。
書籍など一部のカテゴリーを除いてAmazonマーケットプレイズによる出品は2,000円以上で送料無料になる特典があります。
楽天はセール時に総じてポイント還元率が高まることから、欲しい物をストックさせておいてセール時にまとめ買いする傾向が強いです。
Amazonも頻繁にセールをしていますが、対象商品は家電やスマホ関連など特定のカテゴリーに限定しています。
購入時期の見極めを面倒に感じる人はAmazon派が多く、お得に買い物をする工夫やポイントの有効活用が得意な人は楽天派が多いです。

 

Amazonと楽天の品揃え