楽天市場の歴史と急激な成長スピードが凄い!日本生まれの最大通販サイト

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楽天の歴史・成長・現在のシェア

楽天は1997年に株式会社エム・ディー・エムを設立し、同年5月1日よりECサイトの楽天市場をサービス開始しました。
1999年に楽天株式会社に社名変更をして、現在は証券会社銀行信販会社など事業を多角化しています。
国内の企業では、プロ野球チームを所有することが高いステータスになっていて、2004年に楽天ゴールデンイーグルスを設立(楽天としての参戦は2005年から)、ネット通販事業を主力にした国内を代表する大企業へと成長を遂げています。
社長兼会長の三木谷浩史氏はIT会社を中心にした新経済連盟の代表理事を務めていて、日本を代表する経営者としても知られています。
2014年以降は毎年増収を続けていて2017年は金融事業が好調で過去最高益を記録するなど、現在も成長著しくECサイトではAmazonと並ぶ2強として高い人気を確保しています。

 

 

楽天の歴史

 

1997年:楽天市場開設
2000年:ジャスダック上場
2001年:楽天ブログサービス開始
2003年:DLJディレクトSFG証券株式会社(現 楽天証券株式会社)を子会社化
2004年:株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)を買収、完全子会社化
2004年: 株式会社楽天野球団を設立
2006年:楽天ホールディングス設立
2006年:NTTドコモとインターネットオークション事業に関して業務・資本提携し楽天オークションを設立
2009年: イーバンク銀行(現:楽天銀行)の連結子会社化、2010年より完全子会社化して楽天銀行をスタート
2013年:東証一部に市場変更
2016年:株式会社Fablic(フリマアプリ「フリル」を運営)を買収

 

楽天の設立イメージ

上記は現在主力になっている事業に関連したもののみをピックアップしています。
紹介している以外にも多数のM&Aを繰り返し会社を成長させてきました。
現在はドコモ、ソフトバンク、auに次ぐ第4の携帯キャリア参入を目指しています。
事業の大半は事業買収によってスタートさせたものですが、楽天市場は創業当初よりオリジナルで運用を開始したECサイトで現在も同グループの主力事業です。

 

2017年のグループ連結の売上高は944,474百万円(9,444億円)、IFRS連結営業利益は149,344百万円(1,493億円)でともに過去最高を記録しています。
楽天の国内EC流通総額は2016年3兆円(前期比12%増)、2017年3.4兆円(前期比13.6%増)で2桁成長を続けています。
楽天市場の商品別売上高のカテゴリーを見ると1位はスポーツ・アウトドア用品、2位はインテリア・寝具・収納、3位はレディースファッションになっています。

 

 

楽天の国内シェア

楽天の国内シェア

日本貿易振興機構(JETRO)が発表した日本のEC市場における2016年企業別のシェアではAmazonに0.1ポイント劣る20.1%でした。
国内2番手という位置づけですが、差はごくわずかでAmazonと並ぶ2大ECサイトとして安定した人気を確保しています。
2017年にははじめて、クレジットカードの取扱高が国内1位になって、ポイント付与のクレジットカードが普及したことが楽天の人気を後押ししています。