【比較】返品対応はどっちが優秀?
ネット通販で怖いのは粗悪品の届くことです。
商品が気に入らないといった理由であれば返品は難しいですが、不良品や欠陥品であれば返品対応に応じてもらえます。
Amazon、楽天ともに日本を代表する大手ECサイトだけあって返品対応は全般的に優秀です。また、返品対応するのはストアになるので、対象範囲やスピードは購入したストアによって変わってきます。
どちらも信頼はできますが、比較するならAmazonはスピードに強い、楽天は保証がしっかりしています。
Amazonは購入先を確認する
Amazonの出品先は以下の2種類があります。
Amazon.co.jp
Amazonが販売・管理して直接発送する公式ストアです。(通称プライム)
「到着から30日以内で返品・交換の条件に該当するものであれば全額返金または交換が可能」と明記があり、不良品、欠陥品であれば高い確率で対応してもらえて柔軟性があると評判です。
Amazonマーケットプレイス出品者
Amazonに登録しているネットストアです。販売はAmazonのシステムで行いますが商品の発送はストアが行います。
システム的には楽天とほぼ同じです。
ストアや商品ごとに返品の規約が異なり、対応スピードなども変わってきます。
実績の高い大手ストアはAmazon.co.jp(公式サービス)と同じルールで対応しているところが多いです。
他のネット通販でも、なかなか売られていないような商品は登録したばかりの小規模ストアが運営していることもあって、シビアな対応をされるケースもあります。
楽天は全商品保証付き
楽天市場を利用した場合、ストアを問わず全商品で「楽天あんしんショッピングサービス」が付いてきます。
以下の条件でストアの対応に不満や不備があった際に楽天より保証されます。
・注文日の翌日から90日以内に申請する
・補償金額30万円以内(送料含む)
・利用回数は年間5回以内
明らかな粗悪品が届いているのに返品対応に応じてくれない。返品しても返金や代替品が届かないという場合はもちろん、注文して商品が届かない場合も保証サービスを受けられます。
ストアが対応してくれない時に楽天から保証する流れなので、決済した代金を損することはないですが、代替品ではなくて返金対応になるケースが多いです。
デメリットとして、楽天あんしんショッピングサービスを申請した場合は、楽天からストアへの聞き取りや商品の問題性などの調査をするので対応には時間がかかります。
おおよその目安は3週間前後です。
どちらも実績あるストアから買えば安心
ともに出品者・ストアに対する評価があります。相手の見えないネット通販はレビュー評価や評判は非常に重要で、各ストアは数件のクレームによって評判を落とすことを懸念しています。
運営実績が一定期間あり、ネット通販で利益を出している業者であれば、手厚いアフターサービスを提供しています。
トラブルの多いのはストア登録して間もない業者や、販売実績の少なくAmazonや楽天の販売だけで事業の成立していないような小規模業者です。
小規模業者はストアの評判よりも、目先の利益を優先させることがあり、継続的に出品を続ける意思を持っていないこともあります。
全体の中でもこうした小規模ストアはごく一部で、Amazonや楽天などの大手から買えば全体的な安全性は高いです。