品揃えの比較
Amazonと楽天が人気を分け合っている要因は、ともに豊富な品揃えを用意しているからです。
総出品数は1億品を超えていて、大半のものは一方のサービスだけで購入できます。
甲乙を付けるならショップ数の多さを理由に総品揃え数は楽天がリード。Amazonは日用品をはじめ主要な商品でネット通販最安値付近の商品が多いです。
カテゴリーごとの比較
トップページで紹介しているように、それぞれの強いカテゴリーは以下の通りです。
~Amazonの強いカテゴリー~
- 書籍
- 日用品
- 食品
- 雑貨
- スマホ関連の小物
- ホビー
~楽天の強いカテゴリー~
- 衣服
- 家具
- 家電
- スポーツ、アウトドア
- アクセサリー
- 化粧品
- サプリメント
- 食品
- 車、バイク用品
買い物することが多いカテゴリーでどちらを使うか見極めてもよいでしょう。
Amazonは創業当初は書籍専門だった歴史を持ち、電子書籍の取り扱いがあるなど、品揃えは楽天を大きくリードしています。
定番の人気コミックの場合は、楽天よりもポイント還元率も大きいです。
楽天は個人ショップが多いので、マイナーメーカーや中古の品揃えでAmazonを大きくリードしています。
楽天は直販店が多い
楽天は出店するハードルが低く、商品ページのレイアウトに自由が利くことから個人ショップが多いです。
Amazonは自社で直接販売する商品が多いため、大手メーカーの卸販売が強いのに対して、楽天は小規模な業者が自社で製造した商品をそのまま出品することが多いです。
ハンドメイドのアクセサリーや、食品会社が自社販売するケースも多く、店頭やAmazonなど他のお店では買えない商品が見つかることもあります。
中古品はリサイクルショップなどが店頭販売と平行して出品することも多いので、品数では大きくリードしていますが、店頭購入するのと価格は同じで店頭で売れてしまった直後に購入するとショップ都合のキャンセルになることがあります。
つまり、楽天で中古品を探す場合は全国のリサイクルショップを渡り歩くような感覚で、気になる商品を探せます。
日用品や小物はAmazonが強いがコアユーザー向け
1点数百円程度の小物はAmazonが強く、販売価格でも楽天を大きくリードしています。
ただし、日用品などの小物は、楽天パントリー専門やAmazonプライム会員限定になっていることも多く、一般ユーザーが購入すると割高になってしまうことがあります。
プライム会員になって定期的に購入したい場合はAmazonが総コストでリードしますが、単発で購入しようとした場合は送料を含めて楽天と大差ないケースが増えます。
品揃えの差が縮まっている
昨今は楽天が東京都を限定に自社配送サービスを始めるようになり、Amazonは個人ショップが着実に増加しているほか、Amazon.co.jp(自社販売)でマイナーな商品ラインナップを増やしています。
お互いの強みを伸ばすだけではなく、ライバルに劣っているところを補う取り組みをしているので、品揃えの差は年々減少傾向です。
豊富な選択肢の中で商品を選びたい場合は、両方を閲覧するべきです。
どちらか一方を中心に使いたい場合は定番商品が安定して安く買いたいならAmazon、マイナーブランドや中古品なども幅広く比較したい場合は楽天をお奨めします。